「不老不死」探求の歴史【Zoomお話会】

「不老不死」探求の歴史

東洋の仙人修行 vs. 西洋の錬金術を読み解く【Zoomお話会】

古代の人々が、本気で追い求めた**「不老不死」**。それはただの夢物語ではなく、人類の壮大な科学・哲学・精神の探求でした。

水銀を飲んで命を落とした皇帝の話から、自分の身体を「宇宙」に見立ててエネルギーを錬成する驚異の修行まで。東洋の錬丹術と西洋の錬金術の歴史を比較しながら、ロマンあふれる「究極の身体ハック」の歴史を、お茶を飲みながら楽しく深掘りしましょう!

💡 このお話会でわかること(古代の探求の真実!)

1. 外部の「仙薬」は、なぜ失敗した?

初期の錬丹術(外丹術)は、鉱物(丹砂、水銀など)を煮詰めて**「仙丹」を作り、これを飲んで不死になろうとしました。 でも実は、これは大失敗に終わっています。なぜなら、錬丹で作られた薬には水銀化合物や砒素化合物などの強い毒性(火毒)**が含まれており、唐の皇帝が何人も中毒死してしまうという悲劇が起こったからです。

2. 身体を宇宙に変える「内丹術」の秘密

外部の物質が危険だとわかると、賢者たちは考え方を変えました。「不老不死の素は、自分の体の中にこそある!」と。 これが内丹術です。物理的に薬を作るのではなく、自己の身体を炉に見立て、体内に存在するエネルギー(精・気・神)を練り上げて、内丹(聖胎)を作り出します。 この修行の最終目標は、単なる長生きではなく、宇宙の根源である**「道(タオ)」と一体になること。迷いを去り、運命を超克することを目指しました。現代の気功**も、この内丹術がルーツです。

3. 東洋の「仙人」ってどんな人?

仙人とは、もともと人間でしたが、長年の修行(仙道)を経て、広大な神通力不死の身体を手に入れた人々のことです。彼らは、俗世間を離れた仙境(蓬莱山や崑崙山など)に住むと言われています。

4. 西洋錬金術が探した「賢者の石」

東洋と同時期に西洋でも錬金術が発達しました。その究極の目的は、卑金属を金に変え、人間を不老不死にする**「賢者の石」と、病気を治す「エリクサー」を作り出すことでした。 この錬金術の背後にあるのが、ヘルメス・トリスメギストスの文書に基づいた神秘的な哲学「ヘルメス主義」**です。

🗣️ イベント概要

【日時】 2025/11/11火、19:00〜20:30【形式】 Zoom(オンライン)開催 【参加費】¥5,000

  • ファンタジーや漫画に出てくる「錬金術」「仙人」の元ネタに興味がある方。
  • 古代の人がどんな「健康法」や「科学」を試したか知りたい方。
  • 東洋哲学や道教思想を面白く学びたい方。

「我が命は我に在りて天に在らず」――古代の賢者たちが命をかけて挑んだ、究極の自己変革ストーリーを、一緒に覗いてみませんか?

※レコーディングした動画を販売することがありますので、二次利用に同意いただけた場合に参加頂けます。また、その際には個人が明確には特定できないような配慮はさせていただきますが、完全なものではありません。

※医学的な効果を保障しません。健康食品やサプリを提案することはありません。あくまでも、知的好奇心を満たす会とご理解いただたけた場合に参加していただけます。


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