迷子になった時の「姿勢」の探し方

迷子になった時の「姿勢」の探し方

日常に追われると、なんとなく「姿勢」の迷子になったような感覚に陥ることはないだろうか?
立っていても、手持ち無沙汰ならぬ、足もち無沙汰な感じのような…。
「落ち着かない」感覚。というのが一番やすいかもしれない。

結論からいくと
一、頭を限界まで高くする
二、膝をゆるめる

ただこれだけ。

まずは、その場で足踏みをしたり、ウロウロしてみる。
この時の体感をメモする。

「足が重い」とか「ドスドス歩いてる」とか。
体感、なので決して頭で考えずに”感じたまま”をメモすること。
「こう感じないといけない」とかの考えはこの時は捨てて欲しい。

その後、両足先を正面に向けて、拳2〜3個程度足幅をとる。
そして
一、頭を限界まで高くする
二、膝をゆるめる

補足説明※不要な人はとばして読む。
一の頭を高くする際に、アゴがあがる人がとても多い。
感覚としては、うなじからUFOキャッチャーで吊り上げられるようなイメージで、頭の位置を高くすること。首の後ろが縦に伸びる感覚が出ることが多い。

適切に、頭を高くできると、膝の裏がピンと伸びようとする。
ピンとすると伸びすぎなので、膝をゆるめる意識を追加する。
これが、二の膝をゆるめるに繋がる。

この時、膝を折ろうとしないこと。折ろうとすると、膝の辺りに必要以上に力が入ってしまう。
膝カックンに備えるようなイメージで、膝を緩めせる。膝を「遊ばせる」という感覚でも構わない。

一(頭高く)を保ったまま、二(膝緩める)ができたらひとまず完成。
再び、その場で足踏みをしたり、ウロウロしてみる。

姿勢を変える前後でも体感の違いをメモと比較してみてほしい。

不安定だけど安定しているような。
足が違う意味で重くなったような。

そういう感覚がでてくる。
この状態が良い姿勢の「型」の一つであり、立ち上がったばかりの子どもの姿勢に近い状態。

人は成長することによって、手足の力が強くなる。このこと自体は悪いことではないのだが、感じることをおろそかにし続けていると、人としての本来の立ち方を忘れてしまう。

必要以上に頑張らない。けれど、大事なところには適度に力が入っている。
これが自然体。

からだに、必要以上に力が入り、大事なところへの力が抜けている状態が不自然な姿勢。

つまり不自然な姿勢とは、力の入れ加減を間違えた姿勢ともいえる。
そして、姿勢が不自然であるということは、心や思考のはたらきも不自然に偏る。

「外」に答えを探しにいくまえに、まずはからだから自然体を取り戻してみるのも良いかもしれない。

心身一如…仏教で、肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるということ。▽「心身」はからだと心。「心身」とも書く。「一如」は心理はただ一つである意。「一」は不二、「如」は不異の意。異ならないこと。「心」は「しん」とも読む





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